イベントの主催者から金を脅し取ろうとした罪と、裁判所にうその破産手続きをした罪に問われている元倉敷市議会議員の男の控訴審で、広島高裁岡山支部は控訴を棄却しました。
恐喝未遂と破産法違反の罪で判決を受けたのは、元倉敷市議の男(53)です。
一審判決によりますと、2019年当時倉敷市議だった被告は、暴力団との関係をにおわせ、音楽イベントの主催者から現金300万円を脅し取ろうとしました。
また、2021年に知人の男性5人と共謀して、被告には5人に5000万円ほどの借金があるように装い、裁判所にうその破産手続きをしました。