高松空港の濃霧対策として国が「着陸装置」の高性能化について調査を決めたことを受け、香川県の池田知事が事業化への期待感を示しました。
高台に位置する高松空港は雨や濃霧の影響を受けやすく、2024年度、羽田と那覇便で視界不良による欠航や「条件付き運航」となったのは250便を超えています。
国は、視界不良時でも自動操縦で安全に着陸できる、より高性能な「計器着陸装置」の導入に向け2025年度の予算に調査費用を計上しました。
(香川県/池田豊人 知事)
「(天候による脆弱さの問題が)今後長引くと、空港の競争力の問題に直結すると思うので、1日も早くこの弱点を補っていきたい」
池田知事は14日の会見で5月には国の調査内容が明らかとなり、早ければ2026年度には事業化が決まる見通しを明らかにしました。