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東中国地域に生息するツキノワグマは推定763頭 岡山県が発表 2025年度の狩猟自粛をハンターに要請へ

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 兵庫県の西側から岡山県・鳥取県に分布するツキノワグマの生息数について、岡山県は763頭いるとの推定を明らかにしました。

 環境省はツキノワグマの中でも兵庫県の西側から岡山県・鳥取県にかけて生息する集団について、とくに絶滅の恐れが高い「地域個体群」と位置付けています。

 岡山県はこの地域個体群の生息数が2025年1月1日時点で763頭だと推定されることを明らかにしました。2024年12月末までの捕獲履歴などから推定したものです。

 2024年より42頭少なく、群れが安定的に存続している基準の800頭を下回りました。

 県は、急激な減少を防ぐため2025年度は狩猟を自粛するようハンターに要請します。一方、県内での出没件数は2024年度134件で前の年度より15件増えました。

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