プロバスケットボールB3、香川ファイブアローズが4月26日からB2昇格を懸けたプレーオフに臨みます。昨シーズン、あと一歩で昇格を逃した悔しさをばねに戦います。
(記者リポート)
「新潟とのプレーオフ初戦を控えた選手たち。熱の入った練習を行っています。頑張れ! ファイブアローズ」
高松市で試合形式の練習が行われ、チーム得点王のチャップマンやキャプテンの近藤らが大きな声を出しながらコートを走り回っていました。
(香川ファイブアローズ/近藤崚太 主将)
「いい雰囲気できょう練習することができているので全員いい方向に向かえている」
粘り強い守備と素早い攻守の切り替え、スピードが持ち味のファイブアローズ。今シーズンは最後に8連勝を飾って41勝11敗で3位となり、上位8チームによるプレーオフに挑みます。
準々決勝はホームで6位の新潟と対戦します。初戦は4月26日、高松市総合体育館で行われます。
特に今シーズン、新潟からファイブアローズに加入した高橋克実は強い気持ちで古巣との対戦に臨みます。
(今シーズン新潟から加入/高橋克実 選手)
「今回こうやって香川のホームで古巣の新潟と(試合が)できるのはやりにくさよりは楽しみでしかない」
B2昇格の条件は決勝へ進むこと。ファイブアローズは昨シーズン、準決勝で敗れ、昇格を逃しました。
(今シーズンで現役引退/岡田優介 選手)
「僕自身はこういった挑戦は本当に最後になるので、必ず皆さんにいい結果を届けたい」
準々決勝で先に2勝して準決勝に勝ち上がり、対戦相手が下位チームの場合は2025年にオープンしたあなぶきアリーナ香川で試合を行います。
(香川ファイブアローズ/籔内幸樹ヘッドコーチ)
「しっかり皆さんと今年は笑顔で終えたいのが目標。それをしっかりできるようにしたい」