香川県が行った新型コロナ禍の観光支援キャンペーンで、うその申請をして約820万円をだまし取った疑いで、高松市で宿泊施設を経営する男が書類送検されました。
詐欺の疑いで書類送検されたのは、宿泊施設を経営する高松市の男(52)です。
警察によりますと、男は香川県が行っていた「新うどん県泊まってかがわ割」の支援金約820万円をだまし取った疑いが持たれています。
2022年1月から翌年7月までの間に知人に名前を書いてもらい、延べ1900人ほどが宿泊したとうその申請をしたということです。
警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めています。
男は同様の手口で2021年11月から翌年5月までの間に、260万円をだまし取った疑いで2025年2月に逮捕されています。その後、警察は任意で余罪を調べていました。
詐欺の被害はあわせて1000万円を超え、香川県警は今回の書類送検で一連の事件の捜査を終えました。