岡山県総社市と広島県福山市を結ぶ井原鉄道は、置き石により列車の運行を妨害されたとして警察に被害届を提出しました。警察は、何者かがレール上に石を置いた疑いがあるとみて捜査しています。
28日、井原鉄道の列車が井原市上出部町の踏切を通過したところ、運転士が「ガン」という音に気付き、連絡を受けた社員が現地を確認したところ、左右のレールのそれぞれ2カ所、合わせて4カ所に石が砕けた跡があったということです。
この列車には乗客3人と運転士の合わせて4人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。また、点検の結果、車両に異状はありませんでした。
井原鉄道は非常に危険で悪質な行為だとして、この日警察に被害届を提出。警察は何者かがレールの上に石を置き運行を妨げようとした疑いがあるとみて捜査しています。