大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を運営していた会社が、破産開始決定を受けたことが分かりました。
東京商工リサーチは「ミュゼプラチナム」を運営していたMPHについて、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表しました。
債権者は未施術の顧客を含めたおよそ20万人で、負債総額はおよそ260億円に上る見込みです。
「ミュゼプラチナム」を巡っては、業績の悪化から従業員への賃金が未払いになるなどして、元従業員らが破産手続きを申し立てました。
6月には運営会社が解散、債権者との対立が続いていました。
帝国データバンクによりますと、脱毛サロンの業界は価格競争が激しく、今年7月までに12件が倒産したということです。