アメリカとウクライナの首脳会談を前に、ウクライナ国内ではロシアによる攻撃で少なくとも13人が死亡しました。
ウクライナ当局などによりますと、17日夜から18日朝にかけてウクライナ各地でロシアのドローンやミサイルによる攻撃が相次ぎ、少なくとも13人が死亡しました。
このうち東部ハルキウ州ではドローンが共同住宅に直撃し、1歳の少女を含む7人が犠牲になりました。
また、アゼルバイジャンの企業が所有する南部オデーサ州のエネルギー施設も攻撃を受け、大規模な火災が発生しました。
トランプ大統領との会談を前にワシントンを訪れているゼレンスキー大統領は18日、SNSで「ロシア軍はあらゆる手段を尽くして人の命を奪い続けている」と非難し、「だからこそ、確かな安全の保証が必要だ」と強調しました。
18日にはイギリスやフランスなどヨーロッパの首脳もトランプ大統領との会談に臨む予定で、停戦後のウクライナの「安全の保証」を巡るアメリカの関与が焦点の一つとなります。