国際交流イベント「We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関⻄万博」が8月2日から20日にかけて大阪で開かれることになり、5月22日に東京でメディア説明会が開かれました。
このイベントは大阪・関西万博の理念に呼応した文化プログラムとして実施されるもので、38組のアーティストが参加し、129の展示・パフォーマンス・体験型プログラムを展開します。
共同企画したキュレーターの1人、リン・コンインさんは、2022年の瀬戸内国際芸術祭で開催された「瀬戸内アジアフォーラム2022」に登壇していて、今回の大阪でのイベントは瀬戸内で見たアートシーンからも刺激を受けた展示となっているそうです。
(リン・コンインさん)
「瀬戸内国際芸術祭はいつも新しい作品があって、そういう作品が常時地域に展示されています。しかも自然環境を取り込んでいるところが印象的です。地元に根差した部分も我々がインスパイアされている。特にボランティアが団結してイベントを盛り上げているのがいいところ。また古いものを保存するという点においては、地元の人の意向も聞きながらやっているのは魅力的」
リンさんによると「We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関⻄万博」は、台湾の昔ながらの染色技術を生かした工芸品を使った作品や、音と光で台湾を表現したアート空間、工業用ロボットと人が共演するダンスパフォーマンスなどアートシーンを代表するものがギュッと集まっているということです。