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路上で同僚を短刀で殺害した罪など 初公判で男(19)が殺意を否定 高松地裁

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 2024年6月、高松市で同僚の男性を刺して殺害した罪などに問われている男の裁判員裁判が始まりました。男は「殺意はなかった」と主張しました。

 殺人などの罪に問われているのは、犯行当時18歳だった高松市の無職の男(19)です。

 起訴状などによりますと、男は2024年6月、同僚の解体作業員、髙井叶夢さん(当時19歳)が貸していた仕事道具を現場に忘れてきたことに腹を立て、高松市の路上で短刀を見せて脅しました。

 そして、刺されまいと両手首をつかんできた髙井さんに向け短刀を強く押し出し、左胸を刺して殺害したなどとされています。

 26日の初公判で男は、髙井さんを刺して死なせたことは認めましたが「殺意は一切なかった」と述べました。

 弁護側は、男が短刀を持ち出したのは髙井さんに言い聞かせるためで、傷つける意図はなく、傷害致死の罪にとどまると主張しました。

 一方、検察側は、抵抗する髙井さんに向けた短刀に力をかけ続けたのは危険性の高い行為で殺人罪は成立すると主張しました。

 判決は5月30日に言い渡されます。

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