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「ぐっとくる」40年前に百貨店の社員が埋めたタイムカプセルを開封…当時の写真や21世紀を予測するアンケートなど

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 岡山市の百貨店で40年前に当時の社員が埋めたタイムカプセルが11日、開封されました。未来への思いがたくさん詰まっていました。

 1985年、天満屋を創業した伊原木家の旧宅の庭に埋められたタイムカプセルです。当時の天満屋の社員が21世紀への思いなどを描いて埋めたもので、百貨店に業態転換して100周年に当たる2025年に開封することになりました。

 タイムカプセルに入っていたのは、当時の写真や新聞など。さらに、社員が21世紀の社会や天満屋について書いた論文や2300人以上が21世紀を予測して回答したアンケートも入っていました。

 アンケート結果では「在宅勤務が一般化している」という問いに、約40%の人が「はい」と答えていました。

 タイムカプセルを埋めた当時の社員らも訪れ、懐かしそうに見入っていました。

(タイムカプセルを埋めた/柳賀瀬一憲さん)
「見て、何かぐっとくるものがありまして。こんなこともやっぱり我々がみんな考えたんだな、職員全員が社員全員が同じ方向に向かって行ったんだなっていうことをつくづく感じました」

(論文を書いた/平田真由美さん)
「(男女雇用機会)均等法のちょっと前でしたので、『今後の21世紀は女性はどうなるのかな』みたいなことを書きました。(Q.40年が経って)全然思ってたことと違う人生を歩んで来たんですけれども、よく頑張ってきたかなっていう声は掛けたいなと思います」

 「天満屋タイムカプセル」は12日から18日まで天満屋岡山店で一般公開されます。

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