高松市の高校生が地域サークル、その名も「盆栽部」を立ち上げました。
高松市では約200年前から盆栽の生産が始まり、松の盆栽の生産量は日本一を誇っています。
高松盆栽を全国に広めようと「盆栽部」を立ち上げた英明高校3年の亀井遥加さんらが9日、高松市の大西秀人市長を表敬訪問しました。
きっかけは、亀井さんが2024年度の「たかまつ政策アイデアコンテスト」に出場したことです。
亀井さんは盆栽の生産地、高松市鬼無町の出身です。地元の盆栽の認知度向上のためにコンテストで部活動の立ち上げやSNS活用策などを提案し、「アイデア賞」を受賞しました。
それに興味を持ったJA香川などが協力して、高松市民なら誰でも入部できる「地域サークル」として盆栽部が誕生しました。
(盆栽部代表 英明高校3年/亀井遥加さん)
「自分のアイディアが採用されたという実感はないんですけど、高松の盆栽はすごいんだぞ盆栽と言ったら高松だぞってことを伝えていきたいです」
「盆栽部」は7月27日に高松市でイベントを開催するなどして、特に若い世代に盆栽の魅力を広めたいとしています。