岡山県が管理する八塔寺大橋(備前市吉永町高田)で、銅合金製の親柱4個・約40万円相当が盗まれました。
岡山県によりますと、7月15日、県道吉永下徳久線に架かる八塔寺大橋の親柱4個がなくなっているのに近くの住民が気付き、県に通報しました。岡山県が現場を確認し、17日に警察に被害届を提出しました。被害額は約40万円です。
岡山県によりますと、盗まれた親柱は銅合金製の釣り鐘型で、高さ約100cm、直径約70cm、重さは約35㎏と推定されています。親柱には、橋の名前や河川名、竣工年月などが記されていました。
岡山県が6月12日、現場近くをパトロールした際、親柱はあったということです。
岡山県管理の橋で親柱が盗まれたのは初めてとみられます。橋の構造上、親柱がなくても安全性に問題はないということです。
岡山県では県が管理する約3000カ所の橋を確認しましたが、他に盗難被害はなかったということです。今後、盗難防止策を検討するとしています。