14府県が力を合わせて「きれいで豊かな瀬戸内海」を目指します。
岡山県や香川県など瀬戸内海流域の14府県と環境省は2023年10月、「瀬戸内海プラごみ対策ネットワーク」を立ち上げて海洋ごみの削減に取り組んでいます。
海洋ごみ問題への理解を深めてもらおうと、2025年9月から11月までの3カ月間、「瀬戸内海流域一斉清掃」キャンペーンを実施します。各県の呼び掛けで、清掃活動の拡大や海洋ごみ対策の普及啓発に取り組みます。
瀬戸内海は日本最大の閉鎖性海域です。瀬戸内4県(岡山・香川・広島・愛媛)と日本財団による包括的海洋ごみ対策共同プロジェクト・瀬戸内オーシャンズXによりますと、年間4500トンのプラスチックごみなどが瀬戸内海に流入していると推計されています。外洋からでなく内陸から出たごみが大半で、削減対策の成果が見えやすいという特徴があります。