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中四国サミット 9県の知事が地域の課題について議論 防災や東京一極集中の是正など

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 中四国9県の知事が26日、東京一極集中の是正など地域の課題について意見を交換しました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「岡山県の上下水道の耐震化が遅れている。かなり更新費用がかかる。このインフラなくしては特に都市部は生活は成り立たない。国の補助率が低いのは大変問題だと思います」

 中四国9県の知事が地域の課題について話し合う「中四国サミット」が東京で開かれ、岡山県の伊原木知事はオンラインで参加しました。

 知事らは防災・減災、観光連携など10のテーマについて意見交換しました。

 テーマの一つ、東京一極集中の是正について伊原木知事は―

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「地方のわがままで言ってるんじゃないんですよ。大都市における超過密の解消にも寄与するもので、双方得になる。出生率の低い地域(東京)から低い地域(地方)へ若者が移動することにより、日本全体の出生数の増加にも寄与するものであることを広く国民に周知していく」

 香川県の池田知事は、人手不足などにより鉄道のサービス低下が懸念されるとして、国に対策を求めるべきという考えを示しました。

 中四国サミットは協議内容をもとに10の「共同アピール」を採択しました。今後、国の関係省庁に届けるということです。

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