ニュース

移動式トイレをファジアーノ岡山のホームスタジアムに設置 災害時は避難所で活用へ

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 サッカー明治安田J1リーグ、ファジアーノ岡山のホーム、JFE晴れの国スタジアムでトイレ不足が指摘されています。これを受け岡山県は災害時の避難所で使うために導入した移動式トイレをスタジアムに設置しました。

(宮川周三リポート)
「今見えているのがスタジアムのメインスタンドです。そして、その反対側、こちらはアウェー席の入場口です。このすぐそばに新たなトイレが設置されました」

 岡山県が設置したのは水洗の洋式トイレ8つです。13日に行われるファジアーノのホームゲームから使えるようになります。

 桃太郎などが描かれた外観のデザインは、岡山県立大学の教授と学生が手掛けました。

 トイレは移動式で災害時には被災地に運び避難所で活用します。元々、岡山県が避難所の生活環境改善のために導入しましたが、ファジアーノのホームゲームでトイレ不足が指摘されていたため、この場所への設置を決めました。

 岡山県は、おかやまマラソンなど大規模なイベントでも使用することを想定しています。普段は使うことができません。事業費は3200万円で、半額を国の交付金で賄います。

(岡山県危機管理課/森藤賢司 課長)
「(移動式トイレを)単に保管しておくだけでは無駄になりますのでそういった意味では有効活用できるのではないかと考えております。災害時の普及啓発にもつながっていけばなというふうに期待しております」

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース