香川県東かがわ市議会の議長が市の職員に対してパワーハラスメント行為をしたとされる問題で、特別委員会は24日、議長の行為がハラスメント要件に該当するという調査結果を報告しました。議長は辞職を表明し、承認されました。
(東かがわ市議会/渡邉堅次 議長)
「私、渡邉堅次の調査結果の内容の如何によらず、本日の報告終了をもって議長の職を辞する」
24日の9月定例東かがわ市議会の冒頭、渡邉堅次議長が辞意を表明しました。
この問題は、渡邉議長が市の職員に対して厳しい口調で問い詰めるなどの行為を繰り返したとされるものです。
2025年6月、上村市長が市議会に事実関係の調査などを求める申し入れ書を提出すると、市議会は7月、調査特別委員会を設置し、関係者への聞き取り調査などを行ってきました。
そして市のカスタマーハラスメントに対する基本方針と照らし合わせた結果、「ハラスメント要件に該当する」と判断しました。
24日の本会議で渡邉議長は議長を辞職しました。
(東かがわ市議会 24日に議長を辞職/渡邉堅次 議員)
「今後、いち議員としてこれから言葉にも気を付けて、市民のために、東かがわ市のために邁進していこうと思っています」