丸亀市保健福祉センター(丸亀市大手町)で25日、映画「いのち見つめて」の上映会があります。
事故や病気で脳が損傷する「高次脳機能障害」をテーマにしたドキュメンタリーで、1963年に起きた三井三池三川炭鉱の炭じん大爆発で一酸化炭素中毒から高次脳機能障害になった被害者らにスポットを当て、企業や国との闘い、社会復帰への道のりと医師らのサポートなどを通じて、社会のあり方を考える作品です。
映画のあと、大阪府高槻市の脳神経外科医・山口研一郎さんが「高次脳機能障害を知ろう」と題して講演します。上映時間は午後2時からで、参加無料です。
上映実行委員会の澤清美さんは「高次脳機能障害は誰もが起こり得る病気。病気を理解し、障害者をサポートする態勢を整えることも大切」と話しています。