必要な手続きをせず「みなし無届団体」になったにもかかわらず、政治活動のための支出をしたとして、岡山県津山市の政治団体の代表者の男(56)と相談役の男(46)が5日、政治資金規正法違反の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、この政治団体は2023年から2年連続で収支報告書を期限内に提出せず、「みなし無届団体」になりました。
しかし、2人は共謀し、団体の街宣車に関して、2025年6月に車検費用の約12万円、8月と9月に「道路使用許可申請手数料」の約4500円を政治活動の宣伝事業費として支出した疑いが持たれています。「みなし無届団体」になって以降、警察が警戒していました。
警察は「共犯者がいる可能性がある」として2人の認否を明らかにしていません。