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バスやタクシーのドラレコ映像を消防活動に活用 12月1日から実証実験 岡山市

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 岡山市は、ドライブレコーダーの映像を消防の活動に生かす実証実験を、12月1日から行うことになりました。

 実証実験の開始を前に岡山市役所で式典が開かれ、関係者が概要を確認しました。実証実験は岡山市とトヨタ自動車が共同で行い、岡山市と吉備中央町の合わせて4つの交通事業者が協力します。

 具体的には、トヨタ自動車が開発したシステムを使って、バスやタクシーのドライブレコーダーの映像を消防が見られるようにします。

 消防は、交通事故や火事などで現場の映像が必要だと判断した場合、近くにいる車がドライブレコーダーで撮った映像をすぐに専用のパソコンで見ることができます。

 現場の正確な把握や、けが人へのより適切な対応などにつながることが期待されています。

(岡山市消防局 情報指令課/梶原幹夫 課長)
「通報された方というのは一生に一度のことだと思いますので、なかなか正確に情報を伝えることができないという一面がありますので、映像情報を共有することによっていち早く必要な情報をオペレーターが吸い上げて現場で活動する活動隊への支援情報にしたい」

 バスやタクシーの数は約200台でスタートしその後、約400台まで増やす考えです。

 実証実験は2026年8月末まで行われ、その後、市が本格導入するか判断します。

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