岡山市内の雨水ゲートが、豪雨などにより用水路の水位が一定以上になると自動的に開放されるようになります。2026年度からの運用となります。
雨水ゲートは用水路に設置されるもので、豪雨などで水位が上がったときに開放することで水を雨水管に取り込んで川などに強制的に排出し、町が浸水するのを防ぐ役割があります。
2019年度までは地元の操作員や市の職員が現地に行って操作していましたが、2020年度からは市の職員がタブレット端末を使って雨水ゲートを遠隔で開閉しています。
今回の自動化では市内39カ所の雨水ゲートのうち26カ所で、水位が一定以上になると自動的にゲートが開くようになります。これにより、職員が操作しなくても雨による洪水を防げるようになります。
地元の操作員や職員のさらなる負担軽減とより迅速な開閉操作を実現するのがねらいです。2025年11月から2026年3月の間に雨水ゲート開閉ソフトウェアの更新作業が行われるということです。