2025年10月、香川県観音寺市伊吹島の真浦港で瀬戸内国際芸術祭の臨時旅客船と漁船が衝突した事故で、四国運輸局は21日、旅客船「POPEYE2」を運航していた観音寺市の真鍋海運と代表者に対し、輸送の安全確保に関する命令文書を出しました。
四国運輸局によりますと、旅客船「POPEYE2」は乗客の定員は超えていなかったものの、乗員が定員を1人オーバーしていて、船舶安全法第18条に違反していたことが事故後の立ち入り検査で分かりました。
命令文書では、最大搭載人員を超えて運航しないことや、輸送の安全確保のためのマネジメント態勢、アルコール検知器による検査体制などについて改善を講じた具体的措置を2月20日までに文書で報告するよう求めています。
今回の命令により、真鍋海運には違反点数31点が付与されました。
事故が起きたとき、旅客船には乗客80人と乗員3人が、漁船には2人が乗っていましたが、いずれもけがはなく、浸水や油の流出もありませんでした。