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岡山県北に創部したゴルフ部 個性それぞれの3人で新たな歴史を【青春のキセキ】

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 岡山・香川の頑張る高校生を応援する「青春のキセキ」。今回は2025年、岡山県北部に誕生したゴルフ部です。「バチバチのライバル!」というプロゴルファーを目指す女子部員2人と、サッカー部からの転身で初心者から全国を目指す男子部員。3人のゴルフ部が迎える2年目の春です。

 美作市のゴルフ場で練習に励んでいたのは、美作高校ゴルフ部の3人です。

 3人とも新2年生で、美作市出身で感覚派の負けず嫌い、山本愛來さん(16)と鳥取県出身の下宿性、理論派でおしゃべり大好きな谷口莉子さん(16)。

 小さい頃からゴルフに取り組みプロゴルファーを目指す女子部員2人と……。

 中学時代はサッカー部。高校からゴルフを始めた唯一の男子部員、愛嬌たっぷりな内田來希さん(16)。三者三様、個性あふれるメンバーで週に5日練習に励んでいます。

 コースでの練習を終えて勝央町にある練習場に移った3人。美作高校ゴルフ部は現在、岡山県北部では唯一のゴルフ部として活動しています。

 創部のきっかけとなったのは「県北の子どもにもゴルフが頑張れる環境を」という地域からの要望でした。

 地元の美作市で練習を続けるなかで創部の話を聞きつけた山本さん。中国大会などでよく一緒にプレーをしていた谷口さんを高校に誘いました。

(美作高校ゴルフ部/山本愛來さん)
「今年からゴルフ部できるんだけど、どう?みたいな。軽かったな(笑)」

(美作高校ゴルフ部/谷口莉子さん)
「いろいろな高校も見てたけど愛來と同じくらいの成績というか。中学校のときから競える相手だったので愛來がいるから上達もできるんじゃないかなって」

 試合は勝ったり負けたりを繰り返し、性格やプレースタイルは全くの正反対だという2人。ベストスコアは山本さんが69で谷口さんが70と、お互い意識せずにはいられません。

(谷口莉子さん)
「何でも勝ちたい、愛來には勝ちたい」
(山本愛來さん)
「私も莉子には勝ちたい」
(谷口莉子さん)
「勉強でもゴルフでも全てにおいてライバルな気がしている。今回の(評定は)1位、2位だったね」
(山本愛來さん)
「テストは1位、2位でした」

 ライバル心むき出しの2人。この日の練習でもことあるごとに競い合い、白熱した勝負を繰り広げました。

(山本愛來さん)
「よっしゃ」
(谷口莉子さん)
「こっち見るな、どや顔するな!(笑)」

(山本愛來さん)
「中学校のときはやっぱり1人で練習してたので、莉子が来てライバル心が燃えて、まじでやる気めっちゃ出ます」

 そんな2人を追い掛けるのが……。

(谷口莉子さん、山本愛來さん)
「(Q.男子部員、内田さんの印象は?)自己主張がないです。なんかふわっとしてる。よくわからん」

(美作高校ゴルフ部/内田來希さん)
「学校と違うんで自分、性格が二重人格なんで(笑)」

 初心者ながらゴルフ部の門を叩いた内田さん。4歳から続けたサッカーに一区切りをうち、次のスポーツを探す中でゴルフ部と出会いました。

(内田來希さん)
「ほかの部活動もあんまりぱっとこなくて。ゴルフは将来大人になっても使えるなと思って、始めたらはまっちゃいました」

 入部を決めた内田さん、自らゴルフ場でのアルバイトを志願し、2人に負けない練習時間を確保。入部直後に足の指を折る不運にも負けず、競技歴1年でベストスコアは84と2人も目を見張る速度で成長を続けています。

(山本愛來さん)
「上達するのがすごい早い」
(谷口莉子さん)
「めっちゃ素直だなと思いました。例えば莉子が教えてもそれをそのまま受け取って。めちゃくちゃ真面目だし一生懸命」

(内田來希さん)
「(Q.2人の存在は?)ゴルフの先生ですね。いつか同じようなスコアであわよくば1回でも勝てるように頑張りたい」

 創部1年目の2025年、女子部員の2人は県大会でワンツーフィニッシュを飾り、全国大会も経験。内田さんも中国大会で自己ベストを更新するなど大活躍で終えた3人。この春期待するのが……。

「(Q.新入生は入ってきてほしい?)めっちゃ欲しい。入ってきてほしい」

 ゴルフとともにいま3人が頑張るのが新入部員の勧誘です。部活の公式インスタグラムには意見を出し合って撮影したこだわりの動画をあげています。時間と手間をかけるのはこの1年で感じたさまざまな思いからでした。

(谷口莉子さん)
「地元(鳥取・倉吉市)のときも応援してもらっていたけど、美作高校に来てもっと応援されているなっていうのはよく感じるようになった」

(山本愛來さん)
「私たちが卒業したあとも美作高校のゴルフ部が残るようにしていきたい」

 プロを目指す2人と初心者1人の3人で始まった美作高校ゴルフ部。新たな歴史を刻む「2年目」が始まります。

(内田來希さん)
「なんかよう見るな、この学校よう見るなみたいな学校にしたい。もっと美作高校を有名にしたい」

(2026年4月1日放送「News Park KSB」より)

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