香川県教育委員会は3月30日、高松北高校フェンシング部の顧問の男性教諭(39)が複数の部員に対して不必要な回数の練習を強要していたとして文書訓告処分を行いました。
県教委によりますと、男性教諭は2024年8月に高松市内で行われた合宿で、指導の一環として片足を大きく踏み出して前に突く「ファント」と呼ばれる動作を1000回行うよう高松北高・北中学校のフェンシング部の男子部員3人に指示しました。
県教委が2026年1月に読売新聞の取材により事態を把握し、男性教諭の指導について調査。聞き取りに対して、教諭は事実関係を認めたということです。県教委は「身体に負荷がかかる練習を過度に行わせ、肉体的な苦痛を強いた」として教諭の指示を体罰だと認めました。
この男性教諭は2025年7月、部活動のミーティング中に男子生徒の顔を3回平手打ちし、2025年9月に口頭での厳重注意処分を受けていました。県教委は今回の事案を別の新しい事案として調査し、総合的に判断した結果、文書訓告処分を決定したということです。
高松北高校は「体罰事案はあってはならないことだと認識している。練習にはある程度の厳しさや一定の負荷は必要だが、指導者はその程度を見極めていくべき」として、新年度の部活動顧問会などで今後の指導方針を改めて共有したいとしています。
この男性教諭は、2026年4月の人事異動で別の県立学校へ転任しているということです。