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オーボエの演奏で全国大会を制した中学生 漫画がきっかけでバイオリンから転向 香川【こどもミライパーク】

 最も難しいとされる木管楽器「オーボエ」の演奏で全国大会を制した中学3年生が高松市にいます。普段は恥ずかしがり屋な彼女はどんな音色を響かせるのでしょうか。

 のびやかで美しい音色を響かせているのは、高松市の紫雲中学校3年、脇詩央里さん。

 2026年2月に行われた「アンサンブルコンテスト」四国大会の中学部門で、同じ吹奏楽部のメンバー2人とともに木管三重奏を披露し金賞。

 さらに、3月に東京で行われた「全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」に出場。木管楽器部門中学生の部で日本一に輝きました。

(紫雲中学校3年/脇詩央里さん)
「練習したことを(本番で)できたからうれしかった。1位になったのを知ったときは驚いたけどうれしかった」

 脇さんが最初に始めた楽器はオーボエではなくバイオリン。お母さんの影響を受けて始めた脇さんは、ジュニアオーケストラに入って腕を磨いていたそうです。

(脇詩央里さん)
「バイオリンは5歳くらいから(始めた)。年に1回定期演奏会があるのでそこで演奏していた」

 そんな脇さんがオーボエと出合ったのは――。

(脇詩央里さん)
「のだめカンタービレという漫画で、黒木くんが出すオーボエの音に興味があった」

 12歳でオーボエに転向した脇さんは、中学校の吹奏楽部に入り、週に5回の練習に励んでいます。さらに、月に2回ほど岡山県倉敷市まで通って個人レッスンを受けています。

(脇詩央里さん)
「(先生は)面白くてレッスンの時は隣で歌ったり踊ったりしてくれる」

 倉敷市のオーボエ奏者で、リードと呼ばれるパーツの製作も行う上月真子さん。脇さんがオーボエを始めたころから指導しています。

(Oboe Reed Atelier KOZUKI/上月真子さん)
「(脇さんは)おとなしくてかわいらしくてちょっと恥ずかしがり屋。楽器を持つと人が変わったかのように彼女の言葉や思いがオーボエから素直に伝わってくる」

 ギネスも認めるという難しい管楽器・オーボエ。その音作りの肝となるのが、息を吹き込むことで振動して音を作り出すリード。

 髪の毛1本分削るだけでも音がガラッと変わってしまうため、この日は約40分かけてじっくり調整していました。

脇さん「広がる感じがする」
上月さん「質問、発音はどう?音のスタート」
脇さん「大丈夫」
上月さん「ほんと?なんかちょっとウッて感じだったけど」

 この日、2時間ほどのレッスンを受けた脇さん。小学4年生のころからオフの日にハマっていることがあるそうで……

「お菓子作りをするのが好き。時間があるときに作っている。スコーンを作るのが楽しい。自分で食べられるところが(好き)」

 2026年10月にサンポートホールで開かれる香川ジュニア音楽コンクールを見据えて練習に打ち込む脇さん。今後の目標は?

(脇詩央里さん)
「聞いてくれる人たちがまた聞きたいと思ってくれるような演奏ができるようになりたい」

(2026年5月5日放送「News Park KSB」より)

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