知の甲子園こと「Q-1」のベスト8に選ばれた高校が、7月18日に東京で研究成果をプレゼンテーションしました。
「Q-1」は、未来や世界を変える“探究(QUEST)”に取り組む中高生たちが、自ら“問い(QUESTION)”を立てて考え、成果を9分間にまとめてプレゼンテーションする大会です。5回目の開催となった2026年の大会には、全国から過去最多の349組がエントリーし、岡山県からは岡山一宮高校と倉敷天城高校の2校がベスト8に選ばれました。
トップバッターを務めた岡山一宮高校1年の森岡正義さんは、2021年に弟が捕まえた「ピンク色のバッタ」を見てからバッタに魅了され研究を続けてきました。
森岡さんは、「ピンク色のバッタは、自然界で生き残れるのか否か」という質問を投げかけ、会場の注目を集めました。そして、目立つ色で捕食されやすいと思われがちなピンク色のバッタが、実はカマキリにとっては餌だと認識しにくく捕食されづらいため、生き残りやすいことをプレゼンしました。
また、この研究を通じて自然に興味を持つ人が増えて、保護意識を高めたいと熱く語りました。
倉敷天城高校の石川宗路朗さんら4人のチームは、「マスキングテープを剥がした時の丸まりを防ぐためには、どうしたらいいか?」という研究について発表しました。さまざまな角度で、マスキングテープを剥がし続けた結果、『鋭角に剥がす』ことで、丸まりを防げることがわかったということです。倉敷天城高校は、これを理論式と実験の両面から証明しました。
プレゼンの結果、岡山一宮高校は「東急エージェンシー賞」、倉敷天城高校は「村田学術振興・教育財団賞」をそれぞれ獲得しました。
今回の大会では、出場校それぞれが刺激を受けたようです。岡山一宮高校の森岡さんが「(天城高校の発表は)難しすぎてよくわかんなかったけれど、θ(シータ)を使いこなせるようになりたい」と話すと、倉敷天城高校の石川さんは「生物分野でやっていることは全然違うが、発表の仕方が上手で、いろいろ取り入れたいと思った。本当に1年生なのかなと思うくらい上手でした」と称えました。
「Q-1」の上位3チームによる決勝の様子は、9月27日(日)午後1時55分からKSB瀬戸内海放送などテレビ朝日系列で放送されます。