2026年4月、香川県小豆島町の防災行政無線で町長選挙の現職の出陣式などのお知らせが流れた問題を受け、10日、町長が議会で再発防止策を示しました。
(小豆島町/大江正彦 町長)
「行政の政治的中立性が厳しく求められるものであるにもかかわらず、それを見逃す事態が生じたことにつきましては、決してあってはならないことだと非常に重く受け止めている」
この問題は、4月に行われた小豆島町長選の告示前日に、地元の自治会長が公民館に持ち込んだ原稿が町内の3つの地区の防災行政無線で放送されたものです。
内容は、立候補予定だった大江正彦町長の出陣式などの開催日時と送迎バスの利用を呼び掛けるもので、大江町長は取材に対し「依頼や指示はなかった」としています。
警察は、この放送が公職選挙法違反にあたる疑いがあるという告発を受理し、捜査しています。
10日、小豆島町議会の一般質問で、大江町長は再発防止策として行政無線の放送申請手続きや審査基準などを明確にした管理マニュアルを策定し、職員への研修を行う考えを示しました。
また大江町長は、2026年2月の衆議院選挙の投票日にメッセージアプリで特定の候補者への投票を呼び掛けたとして公職選挙法違反の疑いで告発されています。
大江町長は議会で「捜査中であるため事実関係は話せない」とした上で、捜査の結果が明かになり次第、町民に説明すると述べました。