岡山と香川の注目グルメを紹介するほっとマルシェ。21日(月)は「敬老の日」です。そこで今回は、90代の方が現役で元気に活躍中のお店を紹介します。
香川県高松市仏生山町の「手作り焼き菓子とケーキの店ひぐち」。地元の皆さんの「おめでとう」を祝うケーキを作り続けて63年になりました。
店を始めたのは、樋口一美さん。
(樋口一美さん)
「まだ91歳です。きょうは8時半くらいかな。遅くまではせんけど昼過ぎまで。ちょっと動いている方が、体の調子がいい」
御年91歳の一美さん、お店を始めたのは27歳の時だそうです。息子さんに店の経営を引き継いだ今でも元気に厨房に立ち続けています。
そんなひぐちを語る上で外せないのが、和三盆を使ったロールケーキ(1200円)です。
開業当初は、少し違うテイストのメニューだったそうで……
(一美さんの息子 店主/樋口康伸さん)
「昔は生クリームが中に入ってなくて、そのままのす巻きですね。ロールカステラというので売っていたんですけど。時代の変化とともに生クリームを入れて……」
実は、最初はロールケーキという商品はなく、生地を巻いただけのロールカステラだったそうです。
生クリームを入れたり、生地に和三盆を加えたりして、今の形にたどり着き、ずっと人気ナンバーワンのメニューなんだそうです。
続いては、その名も「ふつうのシュークリーム」(5個入り 900円)。というのもわけがありまして……
(一美さんの息子 店主/樋口康伸さん)
「もともとシュークリームは1種類しかなくて、あとあとクッキーシューとか堅焼きシューとかが出てきたので、呼び方をわかりやすくするために」
そんな「ふつうの」シュークリームは、カスタードと生クリームをブレンドして、昔ながらの軽い食感のしっとり生地にたっぷり詰めています。
創業当時から変わらぬ味で、ファンも多いんだとか。
愛らしい「看板おじいちゃん」がいる洋菓子店。敬老の日を祝うケーキを買うのにぴったりです。
(2026年9月18日放送「News Park KSB」より)