SNSで知り合った当時18歳の女性に自分で作った偽の1万円札を渡したとして、茨城県石岡市消防本部の幹部の男が逮捕されました。
警察によりますと、石岡市消防本部総務課長の須崎隆史容疑者(51)は去年7月、茨城県龍ケ崎市のホテルでSNSで知り合った当時18歳の女性に自分で作った偽の1万円札10枚を渡した疑いが持たれています。
偽造された1万円札だと気付いた女性が警察に相談したことで事件が発覚しました。
須崎容疑者は容疑を認めていて、警察は須崎容疑者の自宅の捜索を行い、パソコンやプリンターなどを押収して詳しく調べています。
今月4日に会見した谷島洋司市長は「市民の皆様の安全・安心を守る立場にある市職員が、このような事件を起こすことは許されないものと考えております」「市民の皆様をはじめ、関係者の皆様とのこれまでの積み重ねてきた信頼を著しく失墜させたことは極めて遺憾であり、重ねて深くおわび申し上げます」と頭を下げました。