11月29日、香川県内に住む40代の男性が暗号資産取引所のアカウントに不正アクセスされ、暗号資産約5000万円を不正送金される被害に遭いました。
警察によりますと、男性は暗号資産取引所を装い、「再度登録しないと取引できなくなる」などの偽メールを受信しました。そして、本文内のURLにアクセスし、ログインに必要なメールアドレスやパスワードなどを入力したということです。
その後、自身のアカウントを確認したところ、保有していたほぼ全ての暗号資産約5000万円が無くなっていたということです。男性は12月16日に被害届を提出し、警察がフィッシングの手口による不正送金事件として捜査しています。
警察は、金融機関を装った偽サイトに誘導するメールやSMSに注意するよう呼び掛けています。メールなどに記載されたURLをクリックしないことや、迷惑メールブロック機能の活用、パスワードではなく生体認証を活用することなどが対策になるということです。