神奈川県茅ケ崎市の住宅で男性を殺害した罪に問われている男が、初公判で起訴内容を認めました。
高井靖弘被告(53)は2022年12月、自分が住んでいた部屋の所有者だった男性を茅ケ崎市の住宅で殺害した罪に問われています。
15日に開かれた横浜地裁の初公判で、高井被告は起訴内容に間違いがあるかと問われ「ないです」と認めました。
検察側は冒頭陳述で「家賃を一度も払わず、部屋のオーナーである被害者に退去させられたことを逆恨みした犯行」と指摘しました。
弁護側は「被告は妄想性障害で、生活基盤を奪われたことで殺されると思ってしまっていた」と心神喪失を理由に無罪を主張しました。