富士山の麓、山梨県富士河口湖町では来月の祭りに向けて氷のオブジェ作りが進められています。ただ、最近の暖かさで不安もあるようです。
「西湖野鳥の森公園」では、来月開催される「西湖こおりまつり」に向けて氷のオブジェ作りが急ピッチで進められています。
オブジェ作りは約30年前、寒さで破裂した水道管から出た水で凍った木を見た公園の担当者が思いつき、今では冬の風物詩となっています。
今年は富士山や干支(えと)のヘビなどをかたどった8体のオブジェを作成していますが…。富士河口湖町の平年の1月下旬の最高気温は約5℃ですが、ここ最近は10℃を超える日もあり、一部の氷はとけてしまいました。
西湖野鳥の森公園 外川英樹園長 「もっともっと氷点下が続くような寒い気候が続いていただければなと思っています。マイナス13℃とかマイナス15℃とか」
「西湖こおりまつり」は来月1日から開催予定で、ライトアップも行われるということです。