アメリカのトランプ大統領は、メキシコに対する関税の発動を1カ月延期すると発表しました。
トランプ大統領は3日、自身のSNSで関税を巡ってメキシコのシェインバウム大統領と電話で会談したと述べ、メキシコ側が国境警備の強化に向けて1万人の国境警備隊を派遣することに合意したと発表しました。
トランプ政権が問題視している不法移民や合成麻薬「フェンタニル」の流入を防ぐ手立てをメキシコ側が講じることを受けて、トランプ大統領は4日からと予告していた関税の発動を1カ月間延期するということです。
関税発動を停止する間、安全保障と通商面でさらなる交渉を行うとしています。
トランプ氏は日本時間午前5時ごろ、カナダのトルドー首相と電話で会談する意向を示しています。
