セブン&アイ・ホールディングスの創業家側が提案しているMBO(経営陣による買収)について、大手商社の伊藤忠商事が出資の要請を受けていると発表しました。
セブンを巡っては、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」とセブンの創業家側が、それぞれ買収を提案しています。
伊藤忠商事は発表で「創業家より戦略パートナーになる要請を受けていることは事実ですが、具体的条件も決まっておらず、取締役会に付議する状態にもございません」としています。
セブン創業家側への出資については先週に開かれた伊藤忠商事の決算会見で、鉢村副社長が検討していることは事実だと明らかにしていました。
伊藤忠商事のほか、メガバンクなどが融資や出資を検討しています。