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操山高校の生徒自殺 再発防止策を県立高校校長らに説明 岡山県教委

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 2012年に岡山操山高校の生徒が自殺した問題です。岡山県教育委員会は10日、1月に示した再発防止策について県立の学校長に説明をしました。

 この問題は、2012年7月に、岡山操山高校の野球部のマネージャーだった当時2年生の男子生徒が、監督から厳しい叱責を受けた後に自殺したものです。

 県教委は1月、2025年度から取り組む最終的な再発防止策を明らかにしていました。

 10日は県立の高校や支援学校などの学校長に向け、再発防止策の説明が行われました。

(岡山県教育委員会の担当者)
「未然に防ぐためにはどう対応すれば良かったのかなどについてのポイントを記載しておりますので、校内研修で活用いただければと思います」

 説明会では、体罰防止ハンドブックに岡山操山高校での事例がより詳しく書かれたことや、教員にも体罰やハラスメントに関する動画を見てもらい、研修で活用してほしいといったことなどが伝えられました。

(岡山県教育委員会/中村正芳 教育長)
「子どもたちがしっかりと前向きに楽しく学校生活ができる、そういう子ども中心の学校、子ども真ん中の学校というものを目指していくというそういう思いも込めている」

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