アメリカ国務省が台湾との関係を説明する文書から「台湾独立を支持しない」という文言を削除したことが分かりました。
国務省のウェブサイトに掲載されている「アメリカと台湾の関係」とされたファクトシートが13日に更新され、「台湾独立を支持しない」とされていた文言が削除されました。
中国と台湾の問題を巡り、「強制を伴わない平和的手段」による解決を望むと指摘しています。
対中強硬派で台湾に融和的な姿勢を見せてきたルビオ国務長官の就任後の変更だけに、アメリカの台湾政策を巡る変更を反映している可能性があります。
先月、電話で行われた米中外相会談でルビオ長官は、中国の台湾に対する強硬な態度や南シナ海での威嚇的な行為に懸念を表明しました。
一方、この米中外相会談を巡り、中国外務省はルビオ長官が「台湾独立を支持せず、平和的に解決されることを望んでいる」と説明したと発表しています。