ミャンマーとタイの国境地帯にある特殊詐欺拠点で1200人以上の外国人が解放され、20日以降、順次タイ側へ移送される見通しです。
タイメディアによりますと、ミャンマーの国境地帯にある複数の特殊詐欺拠点で、18日までに1219人が解放されました。
解放されたのは中国人1000人余りやインドネシア人、ベトナム人など12の国と地域の外国人で、犯罪組織に監禁され、詐欺に加担させられていたとみられます。
このなかに日本人は含まれていないということです。
解放された外国人は順次タイ側へ引き渡され保護される見通しで、タイ政府によりますと、20日、中国人およそ200人がタイを経由してチャーター便で中国へ帰国するということです。
タイ当局は監禁されている外国人が1万人以上いるとみて、救出を急ぐとしています。