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東証486円↓ 日本の消費者物価指数を警戒

経済

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 20日の日経平均株価は円高が進行し、自動車関連株を中心に幅広い銘柄が売られ、一時700円近く値下がりしました。

 終値は前日より486円安い3万8678円で、3万9000円を割りました。

 大引け直後には円相場が一時、節目の1ドル=150円を下回り149円台に突入。12月上旬以来およそ2カ月ぶりの円高水準となっています。

 今、市場が警戒しているのは21日に発表される先月の消費者物価指数です。

東京海上アセットマネジメント 中川喜久氏 「今市場の予測ですと、(消費者物価指数)は(前年同月比)4.0%の増加で、かなり伸び率が加速することが予測されています」

 去年1月には前年同月と比べて、2.8%の上昇率だった消費者物価指数。12月には3.6%まで上昇していますが、今年1月の上昇率は4.0%にまで達すると予想されています。

中川氏 「(消費者物価指数の)加速感をみて、市場がどう動くのか要注意。物価が上がると日本銀行としては、利上げを積極的、前向きになるのではないかと市場が懸念すると思います。利上げによって円高が進んでくるという懸念が、株式市場の下落につながっています」

(「グッド!モーニング」2025年2月21日放送分より)

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