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初の「こどもの自殺」意識調査 大人よりこどもが関心高く こども家庭庁

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 こども家庭庁が「こどもの自殺に関する意識調査」を初めて実施しました。「子どもの自殺」への関心が大人より子どもの方が高い状況が明らかになっています。

 こども家庭庁が行った「こどもの自殺に関する意識調査」では、全国の15歳から18歳までの724人と19歳から59歳までの1600人がインターネットで回答しました。

 「こどもの自殺について、社会課題の1つとしてどの程度認識しているか」の問いに対して「強く認識している」「どちらかといえば認識している」との回答が大人では62%で、子どもは83.7%でした。

 また、「自分の周囲で起こるかもしれない社会課題として認識していますか」の問いに対しては「強く認識している」「どちらかといえば認識している」の回答が大人では54%となり、子どもは77.7%でした。

 いずれの問いの回答からも大人より子どもの方が「子どもの自殺」を社会課題と捉えていることが分かりました。

 こども家庭庁は今回の調査について、大人でも世代や子育て中、独身といった環境の違いによって意識が変わるのかなどの分析を進めるとしています。

 三原じゅん子こども担当大臣は28日の会見で「子育てをしている家庭にとどまらず、社会全体で一人ひとり、子どもに向き合ってもらいたい」と訴えました。

 こども家庭庁は悩みを抱える人に「24時間子供SOSダイヤル」などの利用を呼び掛けています。

▼「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310 ▼「#いのちSOS」0120-061-338

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