フィナンシャル・タイムズによりますと、アメリカの金融大手シティグループで去年4月、送金手続きに金額の入力ミスがあったことが分かりました。
顧客の口座に280ドル、日本円でおよそ4万2000円を送金する際、担当者が誤って違う金額を入力し、チェックの担当者も見落としていました。
入力された金額はなんと、81兆ドル、1京2200兆円に上ります。
去年の日本の国家予算が112兆円であったことから考えると、その100年分以上に匹敵します。
手続きの1時間半後、別の従業員が入力内容の反映前にミスに気付き、実際に送金はされなかったということです。
(「グッド!モーニング」2025年3月2日放送分より)