1月の有効求人倍率は1.26倍で前の月からほぼ横ばいとなりました。求人が増えている産業がある一方で、人件費の高騰もあり、十分な求人数は出せていないということです。
厚生労働省によりますと、仕事を求める人1人あたりの求人数を示す1月の有効求人倍率は1.26倍で前の月と比べ0.01ポイント増えました。
有効求人倍率はおととし11月からほぼ横ばいの状態が続いている状況で、厚労省はこれ以上、数字が下がると人手不足になってしまう一方で、現時点では底堅く推移しているとして引き続き動向を見守るとしています。
また、産業別では医療・福祉業の求人が、病院や介護施設などの新規開設に伴って求人数が増えていますが、人件費の高騰もあり、十分な求人数は出せていない事業所もあるということです。