福岡県大牟田市で金目当てに知人の女性ら4人を殺害した罪に問われ、死刑判決が確定していた北村実雄死刑囚（81）が収容先の施設で肺炎のため死亡しました。
元暴力団組長の北村実雄死刑囚は2004年に大牟田市で妻、長男、次男とともに金を奪う目的で知人の女性と子どもら4人を殺害した強盗殺人の罪などに問われ、1審、2審で死刑判決が言い渡され、2011年に確定していました。
法務省によりますと、北村死刑囚は収容されていた広島拘置所で今年2月、肺炎の症状を訴えたため、専門的な医療処置ができる西日本成人矯正センターに移送されていました。
治療を受けていましたが、今月6日午後8時すぎに死亡が確認されました。
死因は肺炎だということです。
