東日本大震災から14年です。香川県庁でも職員が黙とうを捧げ、防災意識を高めて災害対応にあたるための研修を行いました。
研修に参加した職員約30人が黙とうを捧げました。その後、危機管理課の青井常治防災指導監が、県職員としての災害時の心構えなどについて講話を行いました。
(香川県 危機管理課/青井常治 防災指導監)
「南海トラフ地震は必ず起きるという危機意識を持って自分の果たすべき職責は普段から明確化する」
続いて、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震警戒」が発表された想定で訓練を行いました。
愛知県東部沖を震源とするマグニチュード8の地震が発生し、高松市や坂出市などで震度5弱を観測した想定です。
まず、「情報班」が県内の被害情報を収集して、「対策班」に伝えます。これを受け、対策班は自衛隊や警察などの防災関係機関と実際にどのような対策を行うかを検討しました。
(参加した職員は―)
「家具の見直しとか簡単にできるところから始めて、あとは所属先でも上司の方と話題にできたらなと思った」
(香川県 危機管理課/青井常治 防災指導監)
「いつ起こってもいいように個人の準備、これをしっかりと整える。具体的には備蓄をしっかりする、あるいは自分の行動をしっかりと理解をして、いざという時に動けるようにするということが重要であると考えている」