必要のない屋根裏の工事契約を結び、費用として210万円をだまし取ったなどとして、建設業の男2人が逮捕されました。
田實満成容疑者(25)ら2人は去年、東京・品川区にある80代の男性の家を訪れ、屋根裏の補修工事の必要がないにもかかわらず、現金210万円をだまし取った疑いなどが持たれています。
警視庁によりますと、2人は男性に「屋根裏の点検をしたい」「天井に水がたまって数カ所腐っている。家に住めなくなる」などと嘘を言って、その場で契約を結ばせていました。
その後も実際に工事をしているように装うため家を数回訪れましたが、工事はしていなかったということです。
2人は「工事の必要はあり、言ったことは間違いないが、詐欺ではない」などと容疑を否認しています。