2月の全国の企業の倒産件数は700件を超え、2月としては4年連続で増加しました。人手不足関連の倒産が高水準となっています。
東京商工リサーチによりますと、2月の倒産件数(負債額1000万円以上)は764件で、去年より7.3%増えました。
倒産件数が前年を上回るのは去年9月から6カ月連続で、2月としては4年連続です。
また、負債総額は1712億7700万円(前年同月比22.6%増)でした。
資材やエネルギー価格の高騰により10の産業のうち8つの産業で倒産が増えた一方で、運輸業と小売業は減少しました。
人手不足関連の倒産は去年の12件から7件増えて19件でした。
そのうち人件費の高騰による倒産は10件で、去年の3件から3倍以上に急増しました。