7日、大幅に反落して始まった日経平均株価。アメリカ市場で半導体関連株を中心に大きく値を下げた流れを受け、一時900円近く下げました。終値は前の日より817円安い3万6887円でした。
3万7000円を割り込むのは、去年9月18日以来、およそ半年ぶりのことです。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「なぜここまで大きく下がったかというと、トランプ政権の関税政策の不透明感が高まっているのが1つ目。2つ目はアメリカの景気を示す指標があまり良くない数字が続いている。去年の8月、『令和のブラックマンデー』当時と状況が似てきている。それを投資家が思い出して不安になっている」
日本時間の7日夜遅くに発表された、先月のアメリカの雇用統計は、就業者の伸びが市場予想を下回りました。
円相場は一時1ドル=146円台を付け、去年10月以来、およそ5カ月ぶりの円高・ドル安水準になりました。
(「グッド!モーニング」2025年3月8日放送分より)