およそ10万人が亡くなった東京大空襲から10日で80年です。都内では犠牲者を悼む法要が営まれました。
1945年3月10日、アメリカ軍のB29爆撃機による空襲で下町から都心にかけて大部分が焼失し、およそ10万人の命が失われました。
墨田区にある東京都慰霊堂では、午前10時から秋篠宮ご夫妻や遺族の代表らおよそ200人が参列し、法要が行われました。
遺族代表 内田和江さん(87) 「戦争は絶対いやですよね、忘れちゃいけないんじゃないか」
慰霊堂には関東大震災と空襲で犠牲になった16万体以上の遺骨が安置されていて、午後には都庁で追悼式典が行われる予定です。