2020年、高松市の居酒屋兼住宅に火を付けて全焼させたとして、無職の男が再逮捕されました。男は2024年11月に他の放火容疑で逮捕され、警察が余罪を調べていました。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、高松市塩江町の無職の男(58)です。
警察によりますと、男は、2020年11月、自身が通っていた高松市香川町の居酒屋に火を付けて全焼させた疑いが持たれています。この店では、店主の女性が寝泊まりすることがあったということです。
警察の調べに対し、男は容疑を認めていて、「自分へのイライラ解消と、火事になればツケ払いをしなくて済むと思った」「持っていたライターで火を付けた」などと話しているということです。
男は、2024年10月、同じく高松市香川町の複数の飲食店が入る鉄骨2階建ての建物で、1階の物置近くに火を付けて、建物の一部を焼いた非現住建造物等放火の疑いで翌月に逮捕され、さらに、その建物のテナントであるカラオケ喫茶の玄関先にあった鉢植えなどを焼いた器物損壊の疑いで再逮捕されていました。
この2件についても容疑を認め、「お金がないことにムシャクシャしてライターで火を付けた」と話していました。