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当時6歳の娘を刃物で刺して殺害しようとした罪 被告の女(50)「殺意は無かった」と起訴内容を否認 高松地裁

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 2024年4月、香川県小豆島町で当時6歳の娘を刃物で刺して殺害しようとした罪に問われている母親の裁判員裁判が10日、高松地裁で始まりました。被告側は「殺意は無かった」と起訴内容を否認しました。

 殺人未遂の罪に問われているのは香川県小豆島町の無職の女(50)です。(裁判所は被告の氏名を秘匿決定)

 起訴状などによりますと、女は2024年4月、香川県小豆島町の自宅で当時6歳の娘の胸を刃物で複数回刺し、殺害しようとした罪に問われています。
 娘は、全治7日間のけがを負いましたが、命に別状はありませんでした。

 初公判で、被告の女は「殺意はありませんでした」と起訴内容を否認しました。

 検察側は「被告の行為は無理心中以外は考えられない。右胸の刺し傷は深さ3cmほどに達し、一歩間違えば死に至っていた」と殺意があったと主張しました。

 一方、弁護側は「被告は娘の小学校の入学式を控えてうつ状態にあり、気が付いた時には刺していた」として「殺意はなかった」と主張しました。判決は3月17日に言い渡されます。

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