大阪市福島区の遊歩道で袋に入った遺体の一部が見つかりました。
通報があったのは19日午後2時前。現場は大阪市福島区で、JR東西線新福島駅も近い遊歩道です。
近隣の人 「ランニングする人は結構いる。(向かいからは)街路樹が立っていて、視界が遮られる」
警察官が袋を調べたところ、緑色の袋の中から約10の肉片や骨のかけら約20個が見つかりました。
司法解剖を進めたところ、人の皮膚組織や肋骨(ろっこつ)の一部などであることが分かりました。
元警視庁刑事 吉川祐二さん 「人が通る場所でもある、そのような場所に遺棄するというのは、見つからなくするために遺棄するというパターンが非常に多い。にもかかわらずこのような場所に捨てるのは、他の場所に捨てに行く途中で何らかの弊害があってそこに遺棄したことが考えられる」
遺体は切断されたものとみられ、警察が死体遺棄事件として捜査を進めるとともに遺体の身元の特定を急いでいます。